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公益社団法人射水青年会議所CBA2023「カラフル ☆スプラッシュ!~心でつなぐ絆の輪(わ)~」

事業報告

CBA2023「カラフル ☆スプラッシュ!~心でつなぐ絆の輪(わ)~」

7月30日から8月1日までの3日間、射水青年会議所主催でCBA2023「カラフル☆スプラッシュ!~心でつなぐ絆の輪(わ)~」(CBA:Children be ambitious:子どもたちよ大志を抱け)を開催しました。

射水市内(牧野地区を含む)の小学4年生から6年生を対象とした本事業では、43名の参加者が集い、夏の輝く太陽の下でお互いを助け合い、支え合える関係を作れるようになるという目的のために活動を共にしました。

7月15日(土)に実施した事前説明会では、今まで会ったことのない子ども同士で最初は緊張した様子でしたが、班の中で役割を決めたり、旗を作ったりする中でお互いの事が少しずつ分かってきたのか、昼食を挟んで午後になるとだいぶ打ち解けて、お互いふざけたり走り回ったりする姿まで見られました。

説明会風景
みんなで悩みながらデザインを考えた班旗作り

そして、迎えた7月30日からの本事業、夏休みに入り元気を蓄えた子どもたちは、暑さに負けない元気の良さで集合場所である TLC に集まり、保護者の見送りを受けながらバスに乗り込んで砺波青少年自然の家に向かいました。

砺波青少年自然の家に到着してすぐに、第1のミッションであるフォト&ミッションラリーに挑みました。フォトラリーは館内と屋外にポイントがあったため、外の暑さと日陰、班のメンバーの調子を考えながら、どのように回るかを班で話し合いながら回っていました。ミッションでは道具を使わず、身近にあるものや持っているものだけを使って火、水、土、縄の各ミッションに頭を悩ませながら挑んでいました。

CBA風景01
土のミッション(深さ 15 ㎝以上掘る)
CBA風景02
火のミッション(30 秒間火を灯す)

2日目には子どもたちが楽しみにしていたカラフル☆スプラッシュ、水風船を使った陣取り合戦を行いました。午前中にダンボールを使って陣地(シーツを張るベニヤ板)を守るための仕掛けや装備を作りました。そして午後から白色Tシャツに着替え、水風船を使った本戦が開幕しました。最初に「水風船」を投げる感覚を掴んでもらってから、色水の入った風船を使った文字通りの染め合う陣取り合戦を行いました。風船が弾けた瞬間に色水が飛び散るのを見て、子どもたちのテンションは最高に高まっていました。

CBA風景03
ダンボールで陣地を作る!
CBA風景04
水風船があらゆる方向から飛び交う合戦風景

3日目は朝から、昨日のカラフル☆スプラッシュの結果によりカレーに入れる材料を選び、自分の班だけのオリジナルカレーを作成しました。
火起こしから始まり、鍋による炊飯、材料からのカレー作り等、家では出来ない体験を班毎に力を合わせ、協力しながら取り組んでいました。ご飯を火にかけすぎて焦げ付いたり、カレーの水を量が多かったりと、失敗した中でも何とか美味しく食べられるようにとカバーしようとする姿に、この3日間で培い身に付いた「相手を助けようとする、支え合えるようになる」ためにどうしたらいいかを考え、実践しようと取り組む子どもたちの成⾧を感じることが出来ました。

CBA風景05
更に暑いカレー当番!
CBA風景06
食材の切り方レッスン!
CBA風景07
みんなで食べれば尚美味しい!

3日間を終えた振り返りでは、子どもたちが自分達の目指したい姿やそのためにどうし
たらいいかを考え、1枚のシートに書き込んで 1 人 1 人みんなの前で発表しました。自分のなりたい姿を思い描き、なりたい姿を通して周りに出来る事を考える姿から、この3日間に人と人との間で感じたことを大切にしてくれていると感じました。

CBA風景08
博士に目指す姿を発表
集合写真
「グッドネス!」のポーズで集合写真☆

砺波青少年自然の家を出発し、帰りのバスの中では、疲れて休んでいる子や帽子に寄せ書きをする子、別れを惜しんでたくさん喋りをする子など、思い思いの過ごし方をしていました。本当に暑い、心も熱い3日間でしたが、子どもたちはたくさん笑って、気持ちをぶつけ

合いながら、自分だけじゃなく相手の事を考えるきっかけを掴んでくれました。
解団式は暑さもあり、TLC の建物内で解団式を行いましたが、整列する子どもたちの姿は、結団式の時と違い、班ごとにきれいに並び、前に出て話している人の方を見て話を聴いていました。

解団式風景
建物の中で行った解団式
解団式風景
児童代表の3班米田大祇君、立派に締めました!

8月24日に行われる事後報告会では、夏休みを自宅で過ごす中において、CBA を体験
して日常の変化や新たな気付きをもう一度振り返って、人と助け合い支え合うためにどうしたらいいかを考える時間を取りました。新学期を迎えて学校の友達と関わる時に、相手の事を考えられるようにと、改めて本事業で体験したことを振り返り、自分の行動を考えられるように振り返りました。

事後報告会風景
久しぶりに再会した班の仲間とのグループワーク
委員長の感想

最後になりますが、大切なお子様を射水青年会議所の事業にお預け頂いた保護者の皆様、この度は本当にありがとうございました。事業を通してお子様たちが成⾧する機会を作れたこと、また携われたことは私たちにとっても大きな自信と誇りとなりました。お子様たちの明るい未来のために、今後とも誠心誠意取り組んでいく所存であります。

今後ともよろしくお願い致します。