理事長ブログ 対談×須藤委員長

子どもたちへの思い

越後 いよいよ7月16日にCBAの事前研修会が行われます。今年のCBAはどんな思いで企画したんですか。

※CBAとは・・Children Be Ambitiousの略で、今年21回目となる射水JCの青少年育成事業のこと

廃校になった小学校のグラウンドで、80人の子どもたちと家を作って2泊3日のキャンプを行った2012年のCBA

須藤 今年のCBAは越後理事長が掲げる「夢の大切さ」というところから発想しました。今の子どもたちは夢を持てていないと言われますが、それは周囲の大人とのかかわりが減っていて、それに伴って職業について知る機会が減っている、そうしたことから子どもたちが夢について考える機会が減って、夢を明確に持てないんではないかなと考えました。また、夢を持ったとしても、困難にぶつかってすぐにあきらめてしまうようでは意味がありませんので、あきらめずに積極的に挑戦する子どもになってほしいと思っています。そこで、今回のCBAでは、夢と向き合う時間をつくると同時に、夢を持った時に生じる問題に立ち向かえる強い自信を持ってもらおうと考えています。

今回のCBAに掛ける想いを熱く語る須藤委員長

越後 今回は「リアル人生ゲーム~いみずの果てまでイッテQ~」と題して、射水市内を歩きながら自分の夢について考えたり、仲間とミッションをクリアする中で夢のカケラみたいなものを見つけてもらって最後に発表する、という内容だったと思うけど、企画を考える過程で他にもっといろんな案は出てたんですか?

須藤 最初の頃は、子どもたちがどうやったら自信を持てるか、夢と向き合えるかということを考えて、太閤山ランドでこどもエキスポやってみようとか、立山登山よりもっと高い山に登ってみようとか、県外でSASUKEみたいなのをやってみようかとか、いろんな意見がありました。そんななかで最終的にまとまったのが、サイコロを振って歩きながら夢に関するいろんなミッションをクリアしていくという、人生ゲームを見立てた今のかたちです。これが本事業の目的を達成させるための全てが集約されているんじゃないかな、と委員会の中で考えました。

越後 登山のような「これ!」っていう柱を一本つくるんじゃなくて、大小さまざまな経験することが夢に繋がっていくんじゃないか、ということだね。いろんなことを経験しながら知力・体力・経験を身につけて、それぞれの特色を活かすなかで、自分の適正・能力を見つけてもらいたいね。

須藤 こっちから「君の夢はこんなのがいいんじゃないか」と押しつけるんではなくて、子どもたちが興味を持ったことへ自発的に動けるようになるのが一番の理想です。今回のCBAを通して、子どもたちが夢を持った時にどうやってつかみにいけるかということをまず勉強・経験してもらいたいです。ただ夢を持っているんじゃなくて、その夢を叶える方法を勉強して、自分の人生に活かしてもらいたいと考えています。

メンバーに内容の説明を行う須藤委員長

「リアル人生ゲーム~いみずの果てまでイッテQ~」の内容

越後 CBAの期間中は射水市内をまわりながらいろんなミッションを達成するということだけど、ミッションの内容を軽く教えてくれますか?

須藤 序盤の小学生マスであれば各々が興味・関心を持ったことが中心となるようなミッション、中学生マスであれば健康的で強い身体を持った大人になってもらえるようなミッションを用意しています。ただ、それぞれのミッションは「こういう大人になってほしい」という内容ではなくて、子どもたちに夢を持ってもらうために必要な要素を満たす内容となっています。

越後 それぞれのマスに小学生・中学生・高校生ミッションというのがあって、各年代でこんなことを達成していくといいんだよということを伝えながら、それぞれに難易度が難しくなっている感じやね。それがリアル人生ゲームと呼ばれるゆえんかな。そして人生ゲームをクリアした時には自分の夢が見つかってる、というようなイメージ?

須藤 そういったイメージですね。

大中小のミッションが盛りだくさん!

越後 今年、久しぶりの射水市開催ということで、何か特色はある?

須藤 射水市全体を使っての事業となり、北側は海王丸パークの方まで行って、二日目からは南側の太閤山ランドまで歩いていきます。どちらも射水市の一番北側・南側になるところです。子どもたちが自分の足で市内の北側から南側まで歩く、また普段は泊まれない太閤山ランドで宿泊するなど、普段では経験できないことが今年のCBAでは体験できます。

越後 射水市は合併によって広くなったけど、小学生の行動範囲はどうしてもそれぞれの旧5市町村区域内でおさまってしまうことが多いと思います。いろんな区域の子どもたちが一緒に市内を歩くことで射水市の一体感も感じられる、そんな内容になっているのかな。

須藤 もちろんです!

越後 自分たちが生まれ育ったまちを愛する気持ちも大事だよね。

和気あいあいと対談する2人

CBAを終えた子どもたちの未来予想図

越後 今回は射水市全体を歩いて子どもたちの夢を育みながら、郷土愛も育める良い事業になっていると思います。三日間終わったあとの子どもたちの成長の未来予想図はどんな感じですか?

須藤 まずは三日間かけて子どもが通常一日では歩ききれない距離を歩くことになるんですけど、そんな経験は今後の人生のなかでも多くないと思います。それが自分に自信を持つための経験になるんじゃないかな、と。また、いろんなミッションをこなしていく中で「自分ってこういうことに向いてるんだな」というような発見をしてもらったり、「将来のために今こういうことが大切なんだ」ということに気づいてもらって、いつか自分がやりたいことをやろうとした時に今回の経験を活かしてほしいです。

越後 夢が見つかったとしても、そこに向かうまで道筋がわからなかったらどう進めばいいかわからなくなって立ち止まってしまう。そこで、そういう夢の実現までの道筋を定める企画はCBAの中であるのかな?

須藤 最初の段階からCBA三日間での目標や、班の目標、個人の目標を考えてもらい、それを達成するために何が必要なのかというところまで掘り下げて考えてもらおうと企画しています。普段「こういうことをしたいな」と思ってもなかなか行動に移せないこともあると思うので、実行するにはどうしたらいいのかを深く考える機会を今回のCBAではしっかりとつくっていきたいと思っています。

越後 メンバーやボランティアスタッフと子どもたちが夢について話し合う機会があるってことかな?

須藤 もちろんそれもありますし、子ども同士でも話し合う機会も多くあります。

越後 メンバー・ボランティアスタッフも子どもたちと夢について話す中で自分の夢を思い出すとか、新しい夢が見つかるとか、いろんなことがあると思うので、子どもと大人のコミュニケーションも大事にしてほしいと思います。

あと一番大事なことは、親御さんは僕らのことを信頼して三日間も託してくれるわけなんでしっかりと安全対策をすること。そして、必ず成長させてお返しすることです。これからも当日までしっかりと準備がんばってください!

須藤 これまでも事業の中ではお子さんに万が一のこともないように自分たちでルートを何度も歩いてみましたし、いろんな検証も行ってきました。また来週にはAEDの講習なども受けてきますし、安全対策は十分にやります。お子さんが親御さんの元から離れて三日間を終えて帰った時には、必ず成長した姿を見せられるように委員会一同がんばっていきたいと思っています。

委員会メンバーと飯ごうの使い方について検証中

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