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2010年度理事長所信

社 団 法 人 射 水 青 年 会 議 所
2010年度 理事長所信
理事長 井波 俊明

「 今を生きる 同じ時代(とき)を共に 」

射水市が誕生した2005年11月1日。

この地域の新たなスタートを体験した住民のほとんどは心の中に夢と希望を抱かせながらその場にいたのではないでしょうか。そしてその一瞬を迎える事が出来たのは、その時代に生きた青年会議所も市民も「今 未来のために自分達が動かなければならない」という強い信念を持ち、同じ夢を追い求めてきた結果なのです。

私が考える「今を生きる」ということは、共に現時点を生き、その一瞬一瞬を精一杯行動して、その一瞬の時間を共有することによって生まれる感動を共に分かち合うということ。
その感動を共有する事により「共通の価値観」がみんなの心の中に芽生え、共に生きるという喜びを感じさせてくれます。その「共通の価値観」が基礎となり、これから始まる物事の判断基準が生まれお互いに協力しあって、未来に向けて「今」を一生懸命生きていけるのです。
そんな中 現在の私たちを取り巻く環境は、地球規模の気象変動、自然災害の増大、経済不況の長期化、求人率の低下など悪化の一途を辿っております。それに加え全国における時代背景においても少子化問題や核家族化による世帯分離が進み、互いに干渉しようとしない風潮が多く見られます。我々が住むこの地域においても、相互互助精神の希薄化が目立ち、本来あるべき人と人の「お互いに学ぶべき姿勢」や「支え合う気持ち」が不足し、核家族化が進む家庭の中においても「本来あるべき家庭の文化」が失われつつあります。
そのような様々な問題を抱え、我々は「今」を生きています。それは一個人で解決していけるものではありませんし、また変えることもできないでしょう。しかしこの地に住む人々がこの問題を重視し「今」必要な事を模索していけば、我々は、その時代に沿った最善の方法を見いだせると信じます。
自分達のまちは自分たちでつくるという気概を持って、地域住民と共にまちづくりを進め、誇りの持てる「自分たちのふるさと」の創造に向けて、「今」の時間を大切にし、同じ時代を共に生きましょう。
【いきいきとした射水】

我々が住む射水は、水の豊かな土地として、古くから栄える住みよいまちであり、先祖から受け継いだ土地や地域の祭りを大切に守る、郷土愛に満ちた人々が住むまちなのです。
郷土を思う人が相集い、連帯意識をもって実行し、絶えず切磋琢磨しながら議論を交わすことで芽生える「共通の価値観」こそが、このまちの発展の原動力となっていたに違いありません。我々は、伝統を絶やすことなく、もっと市民一人ひとりがこの素晴らしい射水への愛着を深める機会をつくり、夢と希望を持って住みよい活気溢れる射水をつくっていきます。その気持ちを呼び起こすことこそが、笑顔の耐えない地域、また活気に満ちた地域、つまり私たちの考える「いきいきとした射水」に発展するのではないかと考えます。
 青年会議所では、日々の生活の中の活力や喜びを大切に考え、自分たちのまちは自分たちでつくるという協働の精神を伝え、市民一人ひとりがこの地域の魅力を再発見し、誇りに思っていただけるような事業を構築し推進します。

このまちに住む人々と今を生きていく。「いきいきとした射水」を実現するために。

【射水の未来をつくる】

昔の何もなかった時代から考えることが出来ないくらいの生活レベルの向上、一家に一台の車の時代は終わり、一人につき一台が当たり前の時代、ひと昔前は自分専用の電話を持てるなんて考えることも想像することもできなかったでしょう。当時の人たちから「今」を見ると、夢のような未来都市の実現に歓喜し、当時の人たちが夢見る理想の世界に住んでいることになります。
しかし現実はどうでしょうか。こうなればいいという理想を追い求め、行動してきた結果、現代の生活は益々便利になり向上してまいりましたが、これからの次世代の子どもたちに伝えていく、相互互助精神や郷土愛が薄れ始めてきているように感じます。
青年会議所では、地域を巻き込み住民と共に子どもたちを育てる協働意識づくりや緊急災害時における心構えを伝え、その地域に住む人々と意識を共有し、子どもたちに善悪の判断や知恵を授け、また自らも子どもたちのお手本になるような規範意識の向上に努力しなければいけません。
そして子どもたちにおいては、「今」一瞬の少年期でしか味わえない体験を通じ、自らが試行錯誤しながら、共に学び、共に支えあい、共に喜び合える仲間づくりや「自分たちのふるさと」に誇りを持ち、郷土愛を育めるような大人になってほしいです。
また地域に住む大人は「自分たちのふるさと」を愛する気持ちを子どもたちに継承し、「今」を生きる子どもたちに、このまちでしか味わえない地域の温かみを伝え「思いやりの心」を持つ子どもたちの育成を進めます。

【継承と変革】

昨年、創立5周年記念式典において、今後のビジョン「継承と変革」を発表しました。これは、射水青年会議所の中期的な活動の方向性を確立し、その方向性を会員が共有していくためのものであります。そして、今後の活動においては、これまでの活動を継承しつつ、これからの時代を見据えた新しい組織運営と変革を求められています。
ビジョンでは、「まちづくり」「ひとづくり」「組織づくり」を必要な三要件として、基本目標を示しています。そして、それぞれに基本概念を細分化して重点的な取り組みを明確にしており、どれも必要不可欠となっています。しかし、すべてに取り組むことは容易ではありません。何事にも臨機応変に対応していき、地域や我々青年会議所が必要とする事に、迅速に対応していけるような組織に変わらないといけないのです。
また青年会議所活動の根幹である例会においても、「今」必要とされる事を見極め、広い視点から「今」をとらえることのできる柔軟な発想から生まれる例会が必要なのです。
時代変化が激しい昨今、先が見えにくい「今」だからこそ、射水地域のため、射水青年会議所会員のために、必要とされる活動を実行に移していきます。射水青年会議所らしさを追い求め、公益法人としての射水青年会議所の存在感を地域にしっかりと示しながら、「明るい豊かな射水」の実現に向かって邁進しましょう。

【JAYCEE育成】 

青年会議所メンバーのほとんどは青年経済人であり、個々の会社の担い手でもあります。
我々は、人生を生き抜く力を青年会議所の活動を通じて学びとり、それぞれの会社のよき指導者として、また地域の代表者としての自覚を持ち続け未来を語れるメンバーの育成に全体でとらえなければこれからの時代を築くことができません。
メンバー自らが己を律することで自己を鍛え、地域に貢献できるJAYCEEとなる為には「当り前のことを当たり前にする」という社会的通念を身につけ、自己研鑽をし続けなければいけません。また入会歴の浅いメンバーにおいては、自分の立ち位置が理解できず、青年会議所活動への目的を見失っていることもあります。今年度は、これからの射水青年会議所を生きていく入会まもないメンバーに志を立て、青年会議所に誇りを持ち続けるJAYCEEを育成していきます。
そして自覚と誇りを「共通の価値観」として分かち合うことで、自分を大きく成長させてくれる魅力ある組織が育ち、事業へ積極的に参画するメンバーが増し、より良い活動が継続できるようになるはずです。
我々は青年経済人として、大人として、誇りを背中で語れるJAYCEEであります。誰かにさせられているのではなく、自らが決めた道を歩み、共に同じ時代を過ごすことは、生涯を通じた財産となり、今を生きる糧となるはすです。
【JAYCEE拡大】

我々は青年会議所という団体に誇りをもち、可能性や価値を信じて活動しています。40歳で卒業という明確な期限がある制度の中で、社会に奉仕し、自己を修練し、仲間と友情を深めるからこそ、共有できる時間に輝きが生まれるものと考えます。また、その結果、明るい豊かなまちづくりに貢献できるひとづくりの場であると信じています。
しかしながら、卒業生を送り出すとともに会員を増やしていかないと、組織は縮小の一途を辿るのみです。我々は共に今を生きる同志を探し求め続けなくてはいけません。
会員を拡大する中で、「青年会議所って何をする団体?」と問いかける方、またはこの世界的な不況の中で新たに活動していける方も少ないでしょう。我々はそのような方に本気で青年会議所の魅力を伝えられているでしょうか。今を生きる我々が、自ら体験してきた事業や感動を、また「なぜ今青年会議所が必要なのか」ということを本気で伝えることができれば、きっと同志になってくれる方がいるはずです。
 我々は、明るい豊かな射水の創造へ向かい、志を同じうする者、相集い、力をあわせ、JAYCEEの拡大を実行していきます。

【射水への地域発信】

青年会議所の活動を発信することは、射水青年会議所の存在意義を世間の皆様に知ってもらうということです。地域活動を展開し続けていく射水青年会議所は、これまでの事業を検証して、地域メディアとの連携をしっかりと図りながら情報発信を行います。
地域に対しての情報発信は一方向の発信がほとんどで、双方向の情報交換が無いに等しい状態です。「地域のために何をしているのか、どんなことを考えているのか」を共に情報交換を交わしながら情報の共有をする必要があるのです。
数年前から協働という考えが地域に広まり、我々が住む地域でもたくさんの地域貢献団体が増え、市民・行政・NPOなどの外部との交流も増えてきております。今こそJAYCEEの力を結集し、このネットワークを存分に活かした活動をするべきなのです。
その結果、射水青年会議所は社会的価値を高め、真に説得力を持つ、力強い組織として進化していくのです。

【公益性の検証「要の財政局」】

射水青年会議所では「公益社団法人格の取得」を目指し、新公益法人会計基準に対応した運営を促進し、青年会議所が射水地域に対して公益的な活動をする事により、地域住民の皆様に青年会議所の活動への理解が得られると考えます。また「会計幹事会」を行いLOM内では、「公益法人制度改革」の情報を共有していき財政や会計知識の習得を図るとともに会員の資質向上に努めることが必要なのです。

【おわりに】

射水青年会議所は、「明るい豊かな社会」の創造を目指し、射水の未来を夢見て活動しております。活動の中で失敗や挫折はあるかもしれません。その時は立ち止まらずに素直に受け入れ、未来に向けて思考を切り替えましょう。

大事なことは、“今”生きているということ。
“今”この一瞬に情熱をかけること。
“今”だからこそできることがあるはずです。
そして、“今”を大切にしていかないとすべてにつながりません。

「今を生きる」自分たちが信じる道を推進していきましょう。

社団法人 射水青年会議所
2010年度 事業計画

1. 射水いきいき委員会
① 射水市民がいきいきと活動できる協働運動の推進
② わんぱく相撲の実施

2. 射水未来創造委員会
① 青少年育成事業の実施
② 緊急災害対策の意識づくり

3. みんなの例会委員会
① 「今を生きる」例会の実施

4. 射水地域発信委員会
① ホームページの管理・運営
② メールマガジンの管理・運営
③ 渉外広報窓口(マスメディア・地域広報)

5. JAYCEE育成委員会
① 会員の研修事業の実施
② 新入会員を中心に意識育成講座の実施
③ 倫理・道徳及び環境教育プログラムの実施

6. JAYCEE拡大委員会
① 会員拡大
② 会員交流 

7. 組織力向上「事務局」
① 事務局の運営管理
② 理事会・諸会議の設営・運営
③ 正副理事長会議・委員長連絡会議の設営・運営
④ 「運営幹事会」おける総会運営の連絡調整(1月・8月・12月)
⑤ 射水青年会議所の円滑運営業務・各種とりまとめ
⑥ 姉妹JC・友好JCとの交流窓口

8. 公益性検証「財政局」
① 射水青年会議所の財政管理及び運営
② 新公益法人会計基準への対応・取得業務
③ 「会計幹事会」でLOMの公益性判断基準や財政事情の研修教育の実施
 
9. 全体事業
① 日本・地区・ブロックへの支援協力と各出向者支援
② 地区フォーラム支援(高岡開催)
③ 会員拡大に関する情報提供・参加促進
④ 姉妹JC・友好JCの交流活動への参加

10.その他
     ①100%例会達成への挑戦
     ②関係諸団体への支援事業
     ③その他 理事長所信に基づいて行う事業

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